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2006/03/23//Thu.
【もう一つの国】  *ボールドウィン

彼は、黄色いクリームの丘のように盛り上がった乳房や茶色にひきしまって口に快い乳首をまさぐりながら顔を埋めてやわらかく噛んだりしていつまでも愛撫していたが、そのうちに彼女の口からうめくようなすすりなくような声がもれて、膝の力が抜けていった。

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絶版らしいです

彼はやさしく彼女をひざまずかせながら、自分の身体の上に彼女をかかえこんだ。
そして腰と肩に手をまわして堅く抱きしめた。

彼の身体の一部では、主人夫婦をはじめ部屋のなかにいる人たちに気をかねていたけど、他の一部が、すでに始まってしまった狂気の動きを、もう止められなくなっていた。

彼女の指が彼のワイシャツを臍のあたりまで開き、彼女の舌が彼の首と胸を焼いた。そして彼の手はスカートを押し上げ、彼女の股の間を愛撫した。

それから、彼女の身体が痙攣に似た震えを強めていくたびに、その下になった彼の身体も震えながら、長い陶酔のひとときがすぎたが、そのうちに彼は、ぐいと彼女の身体を下にすると、そのまま彼女のなかにはいっていった。

瞬間、彼は彼女が悲鳴をあげるのではないかと思った。それほど彼女は緊張して鋭く息をつめ、身を堅くした。しかし、そのうちの彼女の口からうめき声がもれて、その身体が動きはじめた。

やがて、高まる嵐のまっただ中から、彼は徐々に、慎重に、ゆっくりと奥深くまですべりこんでいった。

彼を運ぶ彼女は、船を運ぶ海に似ていた。ゆっくりと揺らぎ高まり、また沈みながら、底にひそむ荒々しい力はほとんど感じられない。この旅を行きながら、ふたりはささやくようなすすり泣くような声をもらし、彼はやさしく、せきたてるように、鞭打つことばを吐き続けた。

どちらもが、港にいきつこうとして力をつくした。盛り上がってくる力によって促進されるこの動きが、ある程度の激しさに達するまでは、どこにも休息はない。

ルーファスは、ちょっと目を開いて彼女の顔を見やった。その顔は苦悶にゆがみながら、暗闇の中で雪花石膏のように光っていた。

目尻には涙がたまっていて、髪のはえぎわのところがしっとりと濡れている。息を吐くたびに、うめき声や短い叫び声がほとばしり、わけのわからぬことばがもれた。

彼自身を無視して、彼の身体がますます速く、ますます深く動いてゆく。彼は彼女が生きている限り忘れ得ない彼の記憶を刻みつけてやりたかった。

ともかく、彼のこの動きは、白人の神があらわれようが、リンチの暴徒が駆けつけようが、何者をもってしても止めうべくもない。

彼は、声をのんで、乳のように白いその白人の女に呪詛を浴びせ、うめき声をあげながら、女の股間に鋭い剣の一撃を加えた。

彼女は泣き出した。イッタダロウーうめくように彼はいったーー泣クヨウナ目ニ会ワシテヤルッテサ。

とたんに彼は自分が締め上げられて、いまにも胸がはじけるか、このまま死んでしまうかしそうな苦痛に襲われた。うめきと呪詛のことばに身を裂かれながら、彼はありったけの力で彼女を打った。

そして、同時に、白・黒混血の嬰児を百人も作れるほどの毒液のほとばしり出るのを意識した。



文学全集で読んだときは、この場面と、男性同士のセックスの描写が衝撃的だった。
作者自体もゲイであると告白したそうだ。

ジェームズ・ボールドウィン(1924-87)は黒人の作家である。
人種差別がまだ顕著であった頃に、この作品は黒人男性と白人女性との関係やゲイについて、大胆な問題提起をもって描かれている。

日本の作家でゲイで有名なのは、稲垣足穂、三島由紀夫、国文学者の折口信夫といったところか。

単に快楽の追求などで片づけられないし、数行で、語れることではあるまい。
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コメント

ブクマがわりにと勝手にリンクさしてもらってました^^
我が家へのリンク、御自由にどぞどぞ。さしんも使ってくらはい^^
ぺぺ URL 03/23//Thu. [編集]
(w´∀`w)キャァ♪
快諾ありがとうございます。
うふふ・・・どんなのにするかなぁ・・e-289
youya URL 03/24//Fri. [編集]








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